テーブルソウ of グンガノキ

テーブルソウ

独フェスト社製テーブルソウ
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  • 単相230V(200Vで使用)で出力2200Wの高性能テーブルソウ。ノコ刃径は225ミリ。スライドテーブルも取り付ければ、銀色の翼を持った大型輸送機のようです。押し切り、引き切りの両方に使えます。広い補助テーブルを取り付けても、重量約40キログラムなので、持ち運びが容易で、狭い工房には、何かと便利で安心な構造です。
  • 注)写真では、補助テーブルが向かって左側に取り付けてありますが、これは使用者側の都合に依るもので、本来は右側に取り付けるものです。ただし、写真のように、左側取り付けも構造上可能ですが、付属の定規は取り替えられませんので、奥側にあって、使えません。
  • ノコ刃と連動する割刃も、手動で出し入れ出来ます。ソフトスタート機能と、約2秒でノコ刃の回転が止まるブレーキ機能付き。変速が可能で、各種素材の切断に使え、潰しが利きます。作動音も、併用するマキタの集塵機の弱運転音と、左程変わりません。深夜の作業が主ですから、この点は特に重要でした。ノコ刃の昇降ハンドルも軽く、刃を格納して広い作業テーブルとしても使用。

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  • 機械製品としての作りも、大変丁寧に仕上げられており、モーター、ギア類もコンパクトに気密パッケージ化されています。コンセプトとしては、プロクソン社製の卓上丸鋸盤を大型化した感じです。

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  • 大きな欠点は、とってもお高い製品価格と、テーブルがアルミ成形の分解式な為、平面精度に劣る所です。正確に研磨された鋳物製のテーブルに比べれば、きっと頼りない事でしょう。材の水平が、緩やかな2〜3の曲面で支えられている状態ですので、材の長さ次第で、直角精度が僅かに狂います。僅かとは云え、その高額な製品価格で掛け算すれば、ショックはかなりな物です。なので、連続した精密な切断が必要な作業の場合、注意を要しますので、この点で、家具製作などされる方には、あまりお勧め出来ません。
  • フェスト社のカタログからも、察せられますが、この機械は本来、建設現場などの資材造作用で、分解可搬式、多目的、多機能テーブルソウです。据え置式で重量の大きい、木工用の単機能機種に比べて、テーブル精度が劣るのは、致し方ありません。私は、スライド式の押し切り板を使っていますし、幸い玩具作りには、この点は作業の障害にはならず、他の利点に大きな価値を感じてます。

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  • 欠点でもう一つ、使用する専用鋸刃が、木工用では種類が少なく、刃数の多い仕上げ切断用がありません。基本的に、各種建材切断向けです。ので、私は独逸メタボ社製の刃径210ミリ、刃数64の鋸刃を取り付けて使用してます。225ミリのノコ刃径は、この機種以外では差し当たって見当たらず、高機能を謳っている割には、木工用刃物は融通がききません。

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使ってみた

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仕様書通りに組み上げた状態(ノコ刃カバーは自作)で、600×1200の合板をカットしました。
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先ずはスライドテーブル使って横切り。作業場の奥行きが足りないので、途中から、引き切りでカットします。引き切りの出来る為、作業スペースが狭くても、大きなカットが出来ます。
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次は、縦切りフェンス使って、300×600にカット。
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奥行きが足りないので、途中から引き切り。中央のレバーを引くと、ノコ刃が手前にスライド出来ます。切り屑もそれなりに外に漏れますが、周囲に飛び散る感じでは、ありません。
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スライドテーブルのアップ。取り付けと、微調整は、構造的には数分で可能ですが、このような狭い場所で取り付け作業をしたので、それなりに時間も掛かりました。
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スライドテーブルの車輪とレール。
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縦切りフェンスの固定レバー。レバーは3種類あって、微調整が可能ですが、基本的には合板等の、建築用材の加工機械です。

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